8月に見た映画
- 「ザ・ロード」見てきた。「脱ぎたがりのヴィゴ」という言葉しか出てこない…
- 「ソルト」見てきた。俺達の見たいジョリ姉全部盛。冒頭旦那(毒蜘蛛研究家)に甘えるデレジョリがよかった。
- 「借り暮らしのアリエッティ」カリエッティ、私はダメだった…ナシエッティ、途中ジブリ版「進撃の巨人」かと思った。あとエロい。そのエロさが受け付けなかったのかなあ…。あとアニメ的スペクタクル要素が0なんで拍子抜けしたっていうのもあるな。面倒くさがってシネコンばっかりで済ませないで、ちゃんと出かけて映画見よう…。あと、エンドクレジットが「ポニョ」「剣岳」と同じ並列表記。アレ許せない。そこは駿の威を借りなくていい。
- 「ヒックとドラゴン」見た。話は王道すぎだが、語り口がうまくてすごく満足。私が小学生男子だったら、来年までドラゴンにどうやったら乗れるか考え続ける感じ。飛行シーンの気持ちよさは3Dならでは。あと終盤の展開はピータージャクソンリスペクトを感じた。しかし夏3本アニメ見たけど、私の中では日本惨敗だなー。日本のアニメの売りってもう萌えしかないのかなー。それは十分武器だし、悪くはないが、王道で勝てないと、もうなー。
- 「ヒックとドラゴン」細々公開続いてるなー。だんなに付き合って2回目見たんだけど、近所のTOHOで一番でかいスクリーンで貸切だった。しかし2回目見ても素晴らしかったなー。音楽が3D効果とばっちりあってちょう興奮するんだよなー。「男子」の心を持つ者は映画館で見たほうがいい映画だよ。
- 「特攻野郎Aチーム」見てきた。素晴らしい!映画館でゲラゲラ笑いながら見れる映画最高!2時間切ってるのにテンポがいいので満腹感ある。派手なシーンが予告に出てる分以上にあったのもいい。「特攻野郎Aチーム」の私的ハイライトは「第9地区」の人がヘリの羽につかまって回転しながら「You Spin Me Round 」を鼻歌で歌うところ。
7月に見た映画
- 「インセプション」見てきた!見たことないビジュアルイメージの更新。映画館で見る映画だなあ。デカプリオの相方役の人がARATAにそっくりだったんだが、「(500)日のサマー」の主役の人だった。超ARATAだった。
- 「SRサイタマノラッパー」の1と2を見てきた。本当ははしごする予定だったけど、一緒に見た人が「1のラストがどうしても許せない」というので、私だけ2を別日に見た。1より2の方が映画としてスマートで、かつ女の子ががんばってるのってやっぱりいいなあと思う。あと、メンバーの一人がビヨンセっていうニックネームが最高(正直全然ビヨンセじゃないところ込みで)。でも1のラストとエンドロールはたぶん今後忘れられないと思う。2のラストとエンドロールは、同行者の不満をまったく解消していたので2も見ればいいのにと思った。女の子のしょぼいラップってなんであんなにいいのかしら…また3も見に行くとは思うんだが、3で竹田先輩がどれほどの偉人になってるかが気になる。一番好きなキャラはTOM。
- 「トイストーリー3」見る。暫定今年ベスト1。オールタイムでもベストテン入りしそう。エンタメ映画のすべてがここにあり、しかもさらにそれを上回る。アニメだけど、名優どもの名演技と、練りこまれた脚本。すごいしか言葉が出ない。
- 普段まったく映画見ない母親と「トイストーリー3」見てきた。見る前は「還暦過ぎてアニメ〜?」とかぶーぶー言ってた母が、見終わったあと目が真っ赤で、思わずガッツポーズ。二回目なんだけど、冒頭のアクションシーンからハンディカメラに切り替わるシーンでもう泣けた。
- 「プレデターズ」見た。一番驚いたのがスクリーンでど迫力のエイドリアン・ブロディの鼻。
6月に見た映画
- 「告白」見た。内容いい悪い別にしてすごい映画。映画見た後すぐに原作読んだが、この原作へのあの脚色…という点で、映画の方がすごかったと思う。あと役者が子役含めて全員いい。岡田君のイケメン具合が一周まわってあんなに憎たらしくなるなんて…。映画見終わった後、中学生グループとすれ違って彼らを見る目が変わってしまった。子供がいる人が見たら相当キツい映画なことは間違いない。あと予告が見終わったあとにもう一度見直すと素晴らしい。今テレビでやってる「どっかーん」じゃない特報の方。平日昼間で結構入ってたがエンドロールで誰も帰らなかった。そんな映画は、「グラントリノ」「レスラー」に続き3本目。あー私結構興奮してるなー。
- 「アウトレイジ」どノワールかと思ってみたら、意外に笑えた。淡々といろいろなバリエーションで繰り出される痛い描写、面白いほど型にはまった怒鳴りあい(中野秀雄がいい!)。妙な間の暗転の不穏さ。トイレに入ると十中八九帰ってこれない北野映画。椎名桔平のヤクザ役久しぶりに見たが、ホモじゃなかったので肩透かしだった。GONINでたけしと絡んでなかったっけ?と思ったら、アレは木村一八か。
- 「アイアンマン2」はバカ社長ぶりと、バカップルぶりが前作にも増してる。社長の付き人役が監督なんだけど、相当のボンクラ面でよかった。あと、予告でもガンガン流れてるAC/DCの音楽に乗せて登場するアイアンマンのシーンは最高。特にチアのダンス!
- 「川の底からこんにちは」見た。笑えて泣けてよかったです。満島ひかりの弾けぶりが見物。エンドロールの曲を新社歌にしてくれたらよかったのになー。
5月に見た映画
- 「プレシャス」は無知や貧困は個人の努力より構造の問題ではあるんだけど、なんというかもう。主役だけでなく脇役一人に至るまでの実存感がすばらしい。特に母親。
- 「息もできない」を「プレシャス」の次の日に見てさらに打ちのめされた。「プレシャス」より直接的な貧困と暴力。もう現実のつらい話はフィクションにしなくていいよ…。しかし映画としてはすばらしい。韓国映画界、本当にすごい。上映中、一番いいシーンの直前に映写機の不調でフィルムが切れた。画面が暗くなって、音声が遅くなる現象に。そういうの初めてだったのでちょっと面白かった。現役中学教師に貧困映画の話したら、ほぼ似たようなことが普通に日本で起こってる事例(三者面談で親が「高校行かないでバイトしたほうがおいしいものたべれるよ」という等)を話されて、もうなんか。この春見た映画は貧困三部作だったなー「プレシャス」「息もできない」「フローズン・リバー」
- 「タイタンの戦い」3Dで見てきた。ウルティラというあほみたいにでかいスクリーンで、大きい音が出ると振動が起きるほどだった。さらに別料金で椅子がゆれるらしい。http://www.warnermycal.com/ultira/pc/#01でもアミューズメントパークのライドに2時間乗っていたいか?という問題。椅子動かなくても、音でかすぎて結構くたびれた。
- 「月に囚われた男」見た。SF何もしらんでいいますが、古きよきSFという感じ。ていうか特撮感がある。主演のサム・ロックウェルもよかったが、オペレーターロボのガーディがかわいい。監督がデビット・ボウイの息子!あと、原作小説とかないの?1970年代くらいのお話に思える。いい意味で。
3月に見た映画
- 「ハートロッカー」封切日に見て来た。今ある戦争のリアルと、戦争で狂う人間のリアルを見た。しかしそれすらエンタメとして消化してね?という問題提起もあった感じ。あと撮影すごいかった。
- 「時をかける少女」見て来た。自分でもびっくりするほど泣いた。74年のリアルさも役者も脚本も映画愛もすごいよかった。私はこの映画大好き…!
- 「NINE」見た。自分ミュージカル映画についてはDD(どれでも大好き)なんで大満足。ダニエルデイルイスがなんか若かった…。「ゼアウィル〜」のプレインビューさんの面影ゼロ。あとペネロペが開脚しすぎでおばちゃんドキドキした。
- 「渇き」見て来た。思ってたのと全然違った…。ソンガンホ激やせしてた(しかし普通の中年くらい)。
- 「マイレージマイライフ」見た。中盤までは普通の映画なのに、見終わってみると色々考える。主人公はリストラ請負人なんだが、リストラされる人達の面構えがなかなかよかった。